パーソナルトレーナーの年収はどのくらい?平均年収について

メディカルフィットネスとは

パーソナルトレーナーを目指している方は、スポーツ科学や栄養学など、運動、健康についての知識などを勉強していると思います。
ですが、もう一つ知っておくべき、忘れてはいけないことがあります。

それは、パーソナルトレーナーの平均年収です。

パーソナルトレーナーは、クライアントと1対1で向き合い、クライアントの目標達成のために、心身ともに支えていくという、やりがいもあり、クライアントと共に喜びを分かち合うことができる、素晴らしい職業です。
ですが、憧れだけではパーソナルトレーナーにはなれません。
安定してパーソナルトレーナーとして活躍していくには、生活のためのお金も必要です。
いきなり現実的な話で申し訳ありませんが、パーソナルトレーナーになってから年収に満足できず、まともに生活ができなくなっては意味がありません。

パーソナルトレーナーの平均年収と、そしてどうすれば年収(給料)が上がるのか?なども考えて、将来パーソナルトレーナーを目指している方は今のうちに頭に入れておきましょう。

パーソナルトレーナーの平均年収について

418万円~549万円

ちなみに日本人全体の平均年収は432万円となっています(平成28年時点)。
つまりパーソナルトレーナーの平均年収は、日本人の平均年収とほぼ同等~やや上のラインとなりますね。

なお、パーソナルトレーナーはフィットネスクラブ、トレーニングジム、整体院など、勤務先の候補もいくつかあります。
どのような就業場所で働くかによっても収入は多少変動します。

例えばフィットネスクラブで働く場合ひとつとっても、そこを経営する会社に就職して、フィットネスクラブのいち社員(サラリーマン)として雇われで働くのと、フリーのパーソナルトレーナーとして業務提携を結んで働くのと、自分でフィットネスクラブを開業して働くなど、就業形態によっても収入は変動します。
あくまでも平均年収として、覚えておいてください。

パーソナルトレーナーの平均給与・給料(月給)

34万円(求人情報サイトなどから算出)

フィットネスジムの求人情報を見てみると、東京都内で正社員として働く場合は、月収20万円以上のところが多いようです。
また、多くの店舗ではインセンティブ(歩合や報奨金)が設定されており、頑張った分だけ月収が増えるようです。

インセンティブには単に歩合だけでなく、指名手当や販売手当という形で、個々の店舗でそれぞれ設定しているようです。
なお、ボーナスも年2~3回支給されるところもあり、働く場所によってはそれなりの安定した収入が期待できるようです。

とはいえ、正社員や契約社員など、雇われのパーソナルトレーナーでは、平均年収以上の収入は難しいようです。

高収入なパーソナルトレーナーになるには

パーソナルトレーナーは、フィットネスクラブやスポーツジムの社員よりも、個人事業主としてジムと契約を結び、業務委託のような形で施設内で指導をする、という働き方の方が年収は高くなります。
自分でジムと交渉して契約を勝ち取る必要がありますが、この場合、平均年収は500万円~600万円程度になります。

もっと稼ぎたいという場合は、独立して開業するのが一般的です。
個人契約であれば、契約料の上限はなく、自分の望む金額を報酬として受け取ることも可能になります。
ただしもちろん、そのためには確かな実力と信用が必要になるでしょう。
優秀なパーソナルトレーナーになれば、プロスポーツ選手などをクライアントに、年間で1000万円の契約料で契約をすることも可能になります。

そしてさらなる高年収を目指すなら、自分のジムを開業して経営者になるという方法もあります。
ジム経営者となれば収益は無限大となり、年収1000万円以上も夢ではなくなります。
成功しているジム経営者の中には、年収3億円以上という人もいるそうです。
もちろんこれは簡単なことではありませんが、実現可能なひとつのパターンです。

ただし、成功している人もいれば、うまく行かない人も残念ながらいるのが現実。
その場合月収は10万以下で、生活がままならない、なんてことだってありえます。

まとめ:パーソナルトレーナーの平均年収について

就業形態などで大きく変わるのがパーソナルトレーナーの平均年収です。
社員として、個人事業主として、経営者として、さまざまな選択肢があります。
どんな働き方をしたいのかも、よく考えてみることをおすすめします。

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