パーソナルトレーナー資格は通信講座でも取得できる?
パーソナルトレーナー資格を今から取りたいと考えても、すでに社会人だったりすると中々時間が取れずに難しかったり、大学や専門学校に通うのも学費やら時間やらが大きくかかるので大変です。
今回の記事では、パーソナルトレーナーの資格は通信講座でも取得できるのかを調べてみました。
通信講座で取得できるパーソナルトレーナー資格
通信講座でもパーソナルトレーナーの資格は取得可能です。
特にNESTAは、パーソナルトレーナー資格の中でも有名で、国際的な認知度も高く、通信講座も設けている資格です。
NESTA-PFT
全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会(NESTA:National Exercise & Sports Trainers Association)が健康・フィットネス・ウェルネスのプロとしての総合的な知識・技術の習得の証明として認定しているパーソナル・トレーナー資格。
NESTAのトレーナー規格で、国際的な認知度も高く、採用の際に優遇されることも多い。
トレーナー必須の知識・技術だけでなく、資格者のビジネススキルもサポートしてくれるのもNESTAの特徴の一つ。
NESTA-PFTの資格取得条件
NESTA JAPAN(または医学映像教育センター)にてテキストを購入済みのこと
CPR・AEDの技能に関して定期的なトレーニングを行っている(資格認定を受けているとなお良い)
日本国籍または、日本での就労可能な在留資格を有する者
満18歳以上、高等学校卒業以上の者、高等学校卒業程度認定試験合格者、またはNESTAが認定する教育カリキュラム修了者
次の①~④のうち、1つ以上の項目に該当する
①1年以上のパーソナルトレーナー・インストラクターなどの実務経験がある
②1年以上の運動部指導、フィットネス企業勤務経験がある
③体育系または、医療系の大学・専門学校を卒業している
④NESTAの認定する養成講座、養成コースを受講済みである
受験方法にはダイレクトコース、ゼミコース、WEBコースの3つが用意されています。
通信講座はWEBコースになります。
パーソナルトレーナー関連資格の中でも知名度が高いNESTAが主催するWEBコースは、NESTA資格を持つ講師が直接添削指導をしてくれるのが特徴です。
NESTA-PFTの資格取得にかかる費用(WEBコース)
指導経験がなくネット通信講座を受講してから受験するコースです。
教材費 (事務手数料・送料込み):13,600円
WEBコース受講料(4日間 計32時間):35,000円
事前講習受講料:15,000円
認定試験受験料:7,500円
受験・資格登録手数料:36,400円
合計:107,500円
通信講座のメリットとデメリット
メリット
通学しないで自宅で学習できる
時間の制約が無いので自分のペースで進めることが可能
コースの開始時期が決まっていないのでいつでもスタートできる
デメリット
自分一人だけなのでモチベーション維持が難しい
知識では理解できても実技での理解が不足しがち
通学も通信講座も、学習の方法が異なるだけで、最終的には試験にパスすれば資格は取得できます。
ですが、重要のなのはその後です。
そもそも資格を取得してだけでプロのパーソナルトレーナーになれるわけではありません。
資格はパーソナルトレーナーにとっての実力のひとつのアピールポイントですが、それが全てではありません。
通信講座のデメリットにもある、実技面での理解が不足しがちという点が問題になってきます。
通学して学校で学習する場合は、必ず講師がいて、実技のトレーニングをすることも可能です。
通信講座だと、これらの実技を体験することができません。
動画などの教材で学ぶことはできても、実際に実技用のマシンなどに触れて講師に教えてもらうことに比べ、理解度などに圧倒的な差ができてしまいます。
通信講座のみで資格を取得した場合には、パーソナルトレーナーになるまで実技面を埋める経験や講習などを受けることが重要です。
まとめ:パーソナルトレーナー資格は通信講座でも取得できる?
パーソナルトレーナー資格の通信講座を利用すれば、通学制の資格取得よりもかなり費用を抑えて取得することも可能です。
その代わりに、自分自身の力だけで勉強を進めなければならないので、集中できない人などには資格取得の難易度も大きく上がるでしょう。
勉強しなければならない環境づくりをするなどの工夫も必要かもしれません。
この記事へのコメントはありません。