スポーツトレーナー資格におすすめの参考書10冊まとめ
スポーツトレーナーやパーソナルトレーナーなどを目指す人が、資格取得のために参考にするおすすめの参考書をまとめています。
スポーツトレーナーに限らずどんな資格にも言えることですが、資格には基本となる参考書があります。
色々な参考書をたくさん集めて読むよりも、本当に必要な数冊の参考書をしっかりと読み込んで、しっかりと理解することが一番重要です。
いくつか分類別にしてありますので、それぞれ必要なものを参考にしてください。
ストレングス&コンディショニングに関する参考書
ストレングストレーニング&コンディショニング―NSCA決定版
NSCAジャパンから出版されているストレングストレーニング&コンディショニングのテキスト(参考書)です。
とても分厚いですが、これ一冊を読み込めば基本的にはストレングストレーニング&コンディショニングに関して他の参考書を読まなくても十分なレベルの情報量です。
スポーツ現場で働くには、無くてはならない一冊でしょう。
筋と筋力の科学〈2〉筋を鍛える―トレーニングするとからだはどうなるのか? (からだ読本シリーズ)
筋肉のことについて、とてもわかりやすく解説されています。
トレーニングについて考える上で、非常に重要な内容が数多く含まれており、それがわかりやすくまとめられているので、専門用語などの知識がなくても読みやすくおすすめの本だと思います。
CSCS、CPT受験の参考書ともいえます。
トレーニングの種目が、写真とチェック項目付きで紹介されています。
簡潔にまとめられたチェック項目は、フォームや動作を分かりやすくしています。
アメリカスポーツ医学会の運動処方に対するさまざまな指針についてわかりやすく解説しています。
内容は非常に専門的で、予防、リハビリテーション運動プログラムの基礎知識がしっかり載っています。
よくある運動器疾患が載っていて、実践に応用できる一冊だと思います。
取り扱ってる疾患の数は少ないですが、疾患にあわせてわかりやすくまとまっているので、この一冊に載ってる疾患をマスターすることができれば、現場でかなり対応できるようになると思います。
タイトル通り「なぜ?」にフォーカスして書かれているので、他の書籍よりも詳しく、わかりやすくまとまっており、小難しい外傷障害関係の本を読むくらいなら、絶対にこちらを読むべきです。
アスレチックトレーニングに関する参考書
アスレティックリハビリテーションという名前で注目されている、スポーツ外傷・障害のリハビリテーションのためのガイド。
診断・評価のための基本テクニック、事例解説、最近話題の理学療法、現場でのトレーニング法を解説。
日本体育協会公認アスレティックトレーナーのテキストが入手できなくても、この本さえあれば、ほとんどすべてカバー可能です。
解剖学の参考書
かなり高い参考書になりますが、トレーナーとして活動するつもりなら絶対に必要で、辞書代わりに手元においておくべきというくらい重要な一冊です。
学生だろうとお金が無かろうと、何とかして買いましょう。ってくらいの本。
この本がない状況は、読めない言語の長文を、辞書も持たずに読もうとしているくらい無謀なことです。
かなり詳しく載っていますが、上記のアトラスには及びません。
筋肉が一つ一つ分解されてて色分けされているので、基本的な知識をしっかり覚えるのに適しています。
運動で使う筋肉、働きや断面図などがとてもわかりやすく現場で使えるもの。
アトラスに比べると薄く持ち歩きやすいので、使い分けるといいかもしれません。
肉単―ギリシャ語・ラテン語 (語源から覚える解剖学英単語集 (筋肉編))
筋肉を単語帳のように覚えられるので略して肉単。
見た目に非常にわかりやすい筋肉解剖図で、辞書代わりに使えます。
英語表記がされているので、英語の文献を読むときなどにも重宝します。
骨単―ギリシャ語・ラテン語 (語源から覚える解剖学英単語集 (骨編))
はり、きゅう、理学療法等のリハビリ関係の学生には持って来い。
機能解剖の基本、骨と関節に関する単語集です。
英語表記に加え、骨にまつわるコラムなどは「豆知識」として読み応えがあります。
非常に覚えやすいので、こちらも辞書代わりに使うといいです。
まとめ:スポーツトレーナー資格におすすめの参考書10冊まとめ
有益な参考書は他にもたくさんありますが、たくさん買ってもすべてをしっかり読み込むのは中々大変だと思います。
なにより、自分が目指すスポーツトレーナー、資格にあった参考書を読まなければ意味がありませんので、まずは自分に必要な情報を知ることから始めましょう。
ここに挙げた参考書は、どれも現役のトレーナーからの評価も高く、読んで無駄になるようなことは無いと思います。
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